サバンナ八木「月30万円以上稼げるようになってから…」“お金と幸せの関係”を熱弁
山崎怜奈(れなち)がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。(ダレハナ)」(毎週月曜~木曜13:00~14:55)。今回の放送は、お笑いコンビ・サバンナの八木真澄(やぎ・ますみ)さんをゲストに迎えお送りしました。
◆本当はダウンタウンみたいに…
れなちに紹介されるやいなや、「ブラジルの人、聞こえますかー?」とおなじみのギャグで登場した八木さん。また衣装は、「普通のタンクトップに嫁がフェルトで(ブラジルの)文字を縫い付け、国旗はアップリケで。本当はダウンタウンさんみたいになりたかったんですけど、気がついたら吉本興業に30年いて、生きていくために、このタンクトップを着てきました!」と笑顔で語ります。 そんな八木さんは、6月20日(木)に新刊「年収300万円で心の大富豪」(KADOKAWA)を発売しました。そこで、まずは出版までの経緯を伺うと、「もともと、自分に言い聞かせるためにスマホにコラムを書いていたんですよ。それを千原ジュニアさんのYouTubeチャンネルに出してもらったときに紹介してくれて。そうしたら、その動画をたまたま出版社の方が観てくれて『(本を)出してみいひんか?』って声をかけていただいたんです」と振り返ります。 また、この本には八木さんのいろいろな経験から得た“お金と幸せの関係”についての思いや考えがまとめられており、「僕は給料が月5万円のときがあって、その後、大阪で月30万円ほど稼げるようになったんですけど、そこまで幸せのグラフが一定(の右肩上がり)だったんですよ。でも、30万円以上稼げるようになってから、そのグラフがそのままではいかなくなって。というのも“お金があれば幸せとは限らないライン”というのがあったんです。これは人それぞれだと思うけど、僕でいえば30万円。それを見つけることが大事ですね」と熱弁します。
◆FPの知識はあったほうがいい!
八木さんは、お笑い芸人として活動する傍ら、FP(ファイナンシャル・プランナー)2級の資格を取得しており、現在は1級に挑戦中だそうで、「やっぱり(人生において)FPは必要。特に3級は知っておいたほうがいい知識ばかりです!」とオススメします。 そこで、FPを学んで最も役立った知識について聞いてみると、「芸能人でも“労災(労働災害)”に入れると知ったことですね」と回答。それまで周囲の芸能人に労災に入っている人は1人もいなかったそうですが、2年前に入って以降は、かなりの恩恵を受けていると言い、「この前もゲンゴロウを食べるロケがあったんですけど、(ゲンゴロウを食べたら)ノドが切れて緊急病院しちゃって。でも、僕は労災に入っているから安心です」と声を大にします。 また、れなちは八木さんの著書のなかで“生活レベルは変えない”というポイントに共感したことを伝えると、「これはめちゃめちゃ大事なことで。例えば、安いビジネスホテルに泊まると自動販売機も近くのお店もみんな安い。でも、高いホテルだと、その全部が高くなる。これは住むゾーンも一緒で、高いゾーンに入ると高いところを進み続けないといけないんです。だからゾーンを低くするのが大事」と八木さん。 そして、最終的には自分が満足するお金の使い方をすればOKとし、「富豪かどうかは自分が決める。あとは立地がいいかどうかも自分で決める。そこに行き着きました」と話していました。 (TOKYO FM「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。」より)