ロッテ・中村奨吾、今江敏晃さんと千葉県こども病院訪問「普段からいい成績を出して喜んでもらえるように」
ロッテの中村奨吾内野手が16日、楽天前監督の今江敏晃さんとともに千葉県こども病院を訪問し、闘病中の子どもたちと交流した。中村奨と今江さんは小児がん患者や経験者、その家族を支援する認定NPO法人「ミルフィーユ小児がんフロンティアーズ」に寄付を贈呈。寄付金は同団体の野球観戦ツアーや支援活動にあてられる。 2022年から3年連続で闘病中の子どもたちと交流した中村奨は「直接会って、すごく喜んでくれている顔を見ると、こっちも勇気をもらえます。1人ずつとお話ができたので良かった」と笑顔を見せた。 今江さんと2人の寄付により、子どもたちのロッテ戦応援ツアーも実現した。今季は三塁に転向したが、来季は本職の二塁に再挑戦。吉井監督からは「奨吾の思いは伝わったから、こっちもいろいろなパターンを考えてみるけど、セカンドでまずこのオフは練習してきてくれ」と声を掛けられたという。中村奨は「去年も今年も(子どもたちが)来てくださった時には自分もいい成績を出せた。普段からいい成績を出して、みんなに喜んでもらえるように頑張っていきたい」と来季の決意を語った。
中日スポーツ