JLRがジャガーブランドの未来を示唆するコンセプトモデル「タイプ00」を世界初公開
英JLRは2024年12月2日(現地時間)、米マイアミで開催されたマイアミ・アートウイークにおいて、ジャガーのコンセプトモデル「TYPE 00(タイプ00)」を世界初公開した。 【写真】「ジャガー・タイプ00」の外装・内装を見る(10枚) ジャガーは現在、全ラインナップを電気自動車(EV)で構成するEV専門のラグジュアリーブランドとなるべく変革を続けている。2025年後半にはその第1弾となる4ドアGTが投入される予定で、専用プラットフォーム「JEA(Jaguar Electric Architecture)」の採用により、WLTPモードで770km、EPAモードで692kmの最大航続距離と、15分で走行距離321km分の電気を充電できる受電性能をターゲットに開発が進められている。 今回発表されたタイプ00は、「ジャガーの新たなクリエイティブな哲学『Exuberant Modernism(活気あふれるモダニズム)』を体現したモデル」(プレスリリースより)とされており、車名の“タイプ”は、ブランドの起源ともいえる往年の「Eタイプ」等のモデルに由来。また2つの“0”は、排出ガスゼロと、新生ジャガーにとってのゼロ号車両であることを意味しているという。 車両は長いボンネットと流れるようなルーフライン、23インチのアロイホイール、ファストバックのプロフィール、ボートテールなどが特徴で、これは独自の専用アーキテクチャであるJEAによって実現しているという。 (webCG)
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