”元天才子役” 坂上忍が再ブレークしたワケ
■子役時代から紆余曲折 無頼派な生き様に共感 個性をウリにする芸能人の中においても、ここまでキャラが立っている人物は珍しいが、坂上が注目を集める要因はほかにもあるという。芸能プロダクションの関係者はこう分析する。 「坂上さんを語るうえで、欠かせないのは毒舌キャラや潔癖症キャラとともに、“生粋のギャンブラー”、“不遇の元天才子役”という点でしょう。過去には『1年間働いて稼いだお金を大晦日にボートレースで賭けて、当てたら翌年は仕事休み、ハズれたら仕事をしまくる』という発言を残していますが、そういった無頼的な生き方やストイックさに憧れを抱く人も多い。潔癖症という点も含めて、公私ともに破天荒なにおいを感じるから、公の場での毒舌も生きてくる。元天才子役ながら、若くして親の借金を肩代わりするなど不遇の時代を過ごしているのも大きいですね。有吉さんもそうですが、とくに近年は単なる“勝ち組”のスーパースターよりも、紆余曲折を経た“復活組”の方が支持される傾向にありますから」 2014年も坂上の毒舌が芸能界に冴え渡りそうだ。 (文責/JAPAN芸能カルチャー研究所)