bjカップ U14 男子は琉球ゴールデンキングスU14が連覇 女子はSpriteが初V
バスケットボールの「2024bjカップ U14 Presented by 総合教育・生涯学習機関ECC」(ECCカップU14)が26日から3日間、静岡・このはなアリーナなどで行われた。28日の最終日には決勝があり、男子は琉球ゴールデンキングスU14(沖縄)が2年連続2度目の優勝を飾った。最優秀選手には同チームの宮城昊河(中学2年)が選出された。女子はSprite(埼玉)が初優勝した。 男子決勝で、琉球は60-40で名古屋ダイヤモンドドルフィンズU14に快勝。Bリーグの下部組織チーム同士の対決を制して、参加44チームの頂点に立った。宮城は1メートル63のポイントガード(PG)。フル出場でコートを駆け回り、試合終了間際にはチーム60得点目となるフリースローで締めくくった。B1強豪にふさわしい連覇に「エースはいないけど、今年はチーム一丸となって勝つことができた」と笑顔を見せた。 「PGのミヤギ」といえば、不朽のバスケ漫画「スラムダンク」。主要キャラの1人である宮城リョータとポジション・名字が一致する。宮城も漫画を読んでいて「(宮城リョータと重なると)いろいろな人からよく言われる。意識はしないけど、恰好いい選手なのでそう言ってもらえるのは嬉しい」とはにかむ。目標とする選手にはやはりリョータ推しを公言する河村勇輝を(NBAグリズリーズ)を挙げる。「河村選手みたいに小さくても世界で活躍できるプレーヤーになりたい」。「琉球の宮城」は力強くリョータの系譜を継ぐ意気込みを示した。 ECCカップ14は14歳以下の全国大会で、今年が17年目。大会運営にあたっては、スポーツくじ(toto・BIG)の収益を原資とするスポーツ振興くじ助成金が活用されている。