ふくらPの“人生を変えた分岐点”とは?「先生に反対されても…」幼少期から消えないクイズへの情熱
自由に暴れながら、おもしろい「クイズ」を作る
──『頭脳王』でクイズ作家として活動したのが次のターニングポイントとのことですが、作家として関わるようになるまでの経緯を教えてください。 ふくらP 河村拓哉がもともと『頭脳王』で作家をやっていたんですが、当時、番組が新しい作家を探していたこともあって、紹介してもらいました。 ──河村さんとはどのようにお知り合いになったんですか? ふくらP 東大にも東工大にもそれぞれクイズ研究会があるんですけど、同じ学年同士で作るインカレサークルみたいなのもあって、そこで知り合いました。なので、河村は僕がどういうクイズを作るのかも知っていたんです。 クイズ研究会で作るクイズは、基本的には耳で聞いて早押しで答える文章のクイズが多いんですけど、テレビ番組になると、写真や映像を使ったり、ひらめき問題だったり、クイズのバリエーションが重要で。僕はバリエーション豊かにクイズを作るタイプのプレーヤーだったので、ほかの人と比べてもいけると思われたんだと思います。 ──クイズを作る楽しさはどんなところにありますか? ふくらP 僕は、動画を作るときもそうなんですが、与えられた枠の中で、いかに自由に暴れて自己表現できるかというのを目指しているんです。なので、実はクイズでこんなこともできるんだぜ、というのを見せるのが好きな気がしますね。 ──なるほど。与えられた枠を利用して、どこまでおもしろいクイズを作れるか、というところが楽しさにつながっているんですね。クイズに答える楽しさはいかがでしょうか? ふくらP クイズをプレーするのは、自分が勉強したことが出てくるのがうれしいとか、ほかの人より早く押せてうれしいとか、ほかの人のプレーを見るのも楽しいとか、スポーツ的な楽しさがあります。なので、クイズを作るのと答えるのは、楽しさのベクトルの向きが違うんです。
【インタビュー全文が読める!】ふくらP「QuizKnockは僕のすべて」
現在発売中の『Quick Japan SPECIAL:QuizKnock「僕たちの現在地」』では、ふくらPソロインタビューの全文を公開。QuizKnockのYouTubeチャンネルを立ち上げたきっかけや、今の活動に全力を注ぐと決めた理由を明かす。 また、他メンバーのソロインタビューや撮り下ろしグラビア、オフショットなどの特別コンテンツもたっぷり収録。
文=ねむみえり