秋元康がプロデュースする昭和歌謡男性グループ「SHOW-WA」32歳最年少・塩田将己「1000人ライブに向けて現実でも夢の中でも必死に呼び込みしています!」
――趣味やインディーズではなく、もっと上を目指したい思いがあったんですね。 塩田 おこがましいんですけど、当時は「絶対誰にも負けないでしょ、俺よりうまいやつ見たことないし」とか思っちゃうタイプだったんですよ。実際、オーディションではグランプリや賞をもらって、ファイナリストにも残っていたので。でも、いいところまではいくのに、なぜか運がなくてその先には進めなかったんです。僕がボーカルでギタリストと2人組でデビューするって話が出たときもギタリストが飛んじゃって、おじゃんになって。 ――え!? そんなことあるんですか! 塩田 あったんですよ! 別のオーディションでも「やっぱり24歳以下にします」って審査途中で切られるとか、縁があるようでなかったんです。でも結果、良かったと思いますね。積み上げてきた経験が今に全部つながって、ここにいるんだなって。 ――3月30日(土)には「SHOW-WAイベントでファン1000人集められるか!?」の開催が決定。平日の『ぽかぽか』ライブやイオンモールツアーのほか、巣鴨など各地でティッシュ配りやチラシ配りまでしているそうですね。 塩田 ぽっと出の僕らが1000人集めるのは大変だと思いますけど、デビューって何年もかかってやっと掴めるものじゃないですか。それを数ヶ月で成し遂げるためには、休みなくやんないと追いつけないと思うんです。日々のライブやレッスンはもちろん、歌の動画とかSNSも毎日動かして、チラシを配ってお声がけするとか、今はやれることをがむしゃらにやっています! ――1000人集めないと解散の危機もあるそうですが! 4月以降の予定がまだ何も聞かされてないってプレッシャーがすごすぎませんか? 塩田 そうなんですよ! 30日のイベントのことで頭がいっぱいで、夢にまで出てきました。人数が足りないけどまだちょっと時間あるよって言われて、必死に呼び込みする夢とか(笑)。あと最近は分単位で動いているので、遅刻したら終わりなんですよ。今まで目覚まし時計なしで起きたことなかったんですけど、32年の人生で初めて時計が鳴る前にパッと起きるようにもなって。家族や友達と話していても上の空で、追い詰められてますね(笑)。 ――もし達成できなかったら......、とか考えちゃうことも? 塩田 それは全く考えないようにしています。引き寄せの法則ってあると思うので、達成できたビジョンしか描いてないです! ――今年1月から休みなく走り続けていますが、達成して時間ができたらやりたいことは? 塩田 宴ですね! 漫画『ONE PIECE』が大好きなので、メンバーみんなで勝利の宴を(笑)。あとは、サッカーや車の運転もしたいですし、家で映画見たりカルトとか都市伝説のYouTube見たりして、何も考えずボーッとしたいです。 今は、3月30日に向けて死ぬ気でやっているので、その思いも伝わるように、会場に来ていただいたみなさんの心に響くような歌を届けたいと思っています。そして、デビューできたら、何かで必ず頂点を取れるようなグループを目指したいです! ●塩田将己(しおた・まさき)1992年1月19日生まれ 東京都出身 身長=182cm◯昭和歌謡リバイバルプロジェクトから誕生した、秋元康プロデュースの6人組男性グループ「SHOW-WA(ショウワ)」のメインボーカルで、最年少メンバー。3月30日(土)に東京・フジテレビ湾岸スタジオにて無料イベント「SHOW-WAイベントでファン1000人集められるか!?」を開催! 詳細は公式ホームページをチェック!公式X【@masaki_shiota17】公式Instagram【@masaki_show_wa】 取材・文/釣本知子 撮影/金髪りさ