秋元康がプロデュースする昭和歌謡男性グループ「SHOW-WA」32歳最年少・塩田将己「1000人ライブに向けて現実でも夢の中でも必死に呼び込みしています!」
昭和歌謡で日本を元気に"――。『ぽかぽか』(フジテレビ系)のエンディングで毎日生歌唱を披露し、メジャーデビューの前から注目度の高いSHOW-WA(ショウワ)は、秋元康がプロデューサーを務める新人男性グループだ。 【画像】塩田将己の私服ショット 25歳以上のみが受けられる「夢をあきらめるな!男性グループオーディション」で応募総数3000人の中から選ばれた6人で構成され、そのメンバーは元Jリーガーや元大手企業の会社員など、さまざまな経歴を持っている。 そんな個性派揃いのメンバーを週プレNEWSでは一人ずつピックアップし、新人アーティストとして新たな道を歩み始めた6人の胸の内、そして3月30日に開催される1000人集客を目指した一大イベントに向けての意気込みを聞いた! 第3回は、SHOW-WAではメインボーカルのひとりを務める最年少の塩田将己(しおた・まさき)さん。大学時代は大手レコード会社主催のオーディションに優勝するも音楽以外の道へ進んでしまった彼に、紆余曲折を経てSHOW-WAに辿り着いた経緯や思いを聞いた。 ――女子ウケの高いルックスだけど、グループではおちゃらけ担当の塩田さん。32歳でグループ最年少なんですね。 塩田 最年少ですけど、年上いじりみたいなのは一番やっているキャラではありまして(笑)。メンバーたちが年の差を感じさせないようにしてくれるので伸び伸びと自由にやっています。 ――SHOW-WAのオーディションを受けたきっかけは何だったんですか? 塩田 インディーズなど歌手活動を8年やっていたんですけど、最初はオーディションを受けまくっていたんです。その頃に知り合った方から、「塩田さんにピッタリなので受けてみませんか?」と8年越しに連絡をもらって。25歳以上でも受けられるオーディションなんて数年に1回しかないので、「受けます!」ってひとつ返事でした。 ――大学時代は大手レーベル主催のオーディションでグランプリを受賞。でも音楽の道を選ばず、進学させてくれたご両親の気持ちを汲んで大手企業に就職したそうですね。 塩田 就職活動中だったんですよ。グランプリをいただいたときと、入社を希望していた大手企業への内定がちょうど重なってしまって......。どっちを選ぶかすごく悩みましたけど、ここで音楽を選んだら両親に反対されるのはわかっていたので一旦、社会人になろうと決めたんです。それに、当時はまだ若かったので「やりたくなったらまた受ければいいや」という気持ちもあって。 ――1度は諦めた音楽の道に、また挑戦したいと思ったのはどうしてですか? 塩田 社会人を経験したからこそ、「やっぱり僕は歌手になりたい」って気持ちがより大きくなっていたんです。営業マンとしてがむしゃらに働いていたんですけど、大阪に転勤してひとりの時間が多くなるじゃないですか。自分の将来を考えたとき、夢を諦めて会社に骨をうずめるのは違うなと思って。また音楽を頑張ろうと決めて、社会人をやりながら歌手活動をしていました。 ――音楽を本気でやりたいってことはご両親に相談したんですか? 塩田 相談はしないで、もう決めたからって事後報告みたいに伝えて(笑)。なかなか芽が出なかったので「そろそろ諦めてもいいんじゃない? 趣味にしたら?」って言われることもありました。ただ、今まで一度も僕のライブに来たことがなかったのに、SHOW-WAのライブは親も親戚もいっぱい来てくれるんです。まだ売れてないので安心はさせられないけど、ちょっとは認めてくれたというか、一歩ずつ進んでいるねって思いで見守ってくれているのは感じますね。