夏の猛暑が影響?秋に産卵をはじめる赤トンボに異変が【高知】
RKC高知放送
秋に産卵をはじめる赤トンボ。 高知県四万十市の公園では赤トンボが姿をみせていますが、今年は猛暑の影響で異変が起きています。 林の陰で赤く色づき産卵の時期を待つトンボ。 四万十市のトンボ自然公園では「マユタテアカネ」や「ヒメアカネ」といったトンボが姿を見せています。11月14日はあいにくの曇り空で赤トンボはあまり姿を見せていませんでしたが、トンボと自然を考える会の杉村光俊さんによりますと、現在7種類ほどの赤トンボが見られるといいます。 しかし今年は夏の暑さの影響で、産卵の時期が大幅に遅れる事態に。 例年9月下旬から少しずつ産卵のために姿を見せはじめますが、今年は1か月以上遅れて10月下旬から徐々に姿を見せ始めたということです。 杉村さんによりますと、赤トンボは例年よりも遅れて来年1月ごろまで見られるのではないかということです。