“孫正義流”ChatGPTの使い方とは? 「部下と議論するより面白い」
OpenAIに「1兆円出資」を検討した過去も
孫氏はChatGPTを運営する米OpenAIに、かつて1兆円の出資を検討していたことも明かした。 「僕は決意していたんです。(OpenAIのCEO)サム(・アルトマン)もほぼその気になっていた。でもサムはやっぱり仲間とも話をしなきゃいけないし、彼も迷っていた。僕は心を決めていたんですけどね。でも結果的にサムは、Microsoftの方の1兆円を受け取ることに決めた。正しい判断だったと思いますよ。やっぱりMicrosoftは世界一の会社ですからね。販売網も技術力も資金力も持っていますから」 その上で孫氏は「逃した魚は大きいが、語っても仕方がない。それよりも今から」と話し、現在は複数のパートナーと共にASI実現に集中していると語った。 (アイティメディア今野大一)
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