対EU投資、一部停止を示唆 EV関税に反発 中国
【北京時事】中国商務省の何亜東報道官は31日の記者会見で、欧州連合(EU)が30日から中国製の電気自動車(EV)に追加関税を課したことに「中国は受け入れない」と強く反発した。 【ひと目でわかる】2040年のEV新車販売台数予測 EUに対する投資の一部停止を示唆し、対応の見直しを求める姿勢をにじませた。 ロイター通信によると、中国商務省は10月、国内自動車各社を集め、追加関税を支持したEU加盟国への大型投資を控えるよう求めた。何氏はこれに関し「双方が共に発展できるような経済・貿易・投資を支持している」と述べ、報道を否定しなかった。