国民健康保険の資格情報を誤登録 海津市で計96件
海津市は18日、国民健康保険システムを改修した際のプログラムミスにより、マイナ保険証に紐づけられた資格情報などが一部誤って登録されたと発表しました。 医療機関で資格確認ができなかったり誤った自己負担額を請求されたりする可能性があるとしています。 海津市によりますと、誤った情報が登録されていたのは70歳から74歳までの71人で、健康保険証の新規発行が停止された12月2日以降に国民健康保険の加入や脱退、住所変更などをした人です。 誤った情報の登録で最も多いのは、医療費の自己負担の割合で、負担割合が「2割」または「3割」と登録されるべきところ、「1割」と登録されていたケースが58件ありました。 ほかにも、保険加入資格の有効期限などが誤って登録されていたということです。 原因について海津市は、健康保険証の新規発行停止に伴って国民健康保険システムを改修した際、委託業者のプログラムミスによって不具合が生じたとしています。 海津市は、誤った情報が登録された全ての対象者にお詫びし、対応については あらためて文書で説明するとしています。