新グラドル織田唯愛 人生初、ガチの温泉ロケ現場とは
人生初の温泉ロケは非着衣でガチ入浴
テレビで放送されていると何気なく眺めてしまう温泉ロケ番組だが、実際の撮影はなかなか大変なのでは? とくに今回は番組の趣旨として本物度を重視、タオルの下は非着衣でのガチの入浴だ。 「撮影は2日間で、温泉のシーンは1日かけて撮りました。温泉ロケの撮影は初めてですごく緊張しました。私、結構長風呂できるタイプだって思い込みがあったんですけど、すっかりのぼせちゃって、何回も出たり入ったり、外で冷気を浴びてさましながらの撮影でした」 温泉ロケ撮影は台本なし、監督のその場の指示で動く。それだけに難しさも伴うという。 「最後のシーンのとき、のぼせちゃって、温泉から出て体育座りをして休んでいたら、監督が『いいねそれ、かわいいね』って言ってくださって、結果、そのポーズで撮ることになって。そのとき、表情を求められたんです。私が成長していくところを表情で伝えたい、と言われて」 成長とはどういうことか。 「画面上は出てこないんですけど、彼氏と温泉旅行に来た、という設定なんです。1泊の小旅行でも、ドラマってあるじゃないですか。1日目に到着したばかりのときよりも、温泉に入って、夕食を食べて、泊まって、2日目のほうが成長しているわけですよね。時間の経過が女性を成長させるという意味で、立ち居振る舞いとかも変わってくるし。そこを表情やしぐさで表現するというのが難しかったけど、勉強になりました」
ドラマ出演のためスキルアップ目指す
これまでにも役は小さいながら、NHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」や「べしゃり暮らし」(テレビ朝日系)などでドラマの現場を経験してきた。演じる仕事は難しいが、一番楽しくもあると笑う。 「ベテランの方々のなか、私のせいで失敗できないという緊張感がすごいんです。でもその分、プレッシャーを乗り越えて『私、出られた』っていう達成感が楽しいんです。ただ、楽しいばかりじゃだめで、いつかはメインのキャストでドラマ出演したいという目標があるので、もっと知名度もあげたいですし、そのためにもまずは基本的な実力、演技の技術的なスキルを上げる必要を感じています」 芝居のワークショップにも積極的に参加するなど、研鑽を積んでいる最中だ。 「そんなに器用じゃないので、ありのままでぶつかりながら、お仕事をしています。計算できない人間なので、とにかく元気に笑ってお仕事しています」 (取材・文・撮影:志和浩司)