「麻雀はプロ並み」と自己PR、独特な抑揚で訴えも 史上最多52人の政見放送から②
東京都知事選(7月7日投開票)で政見放送の2回目が24日午後、首都圏のNHK総合で流された。5人の候補の政見が放送され、「レストランオタクを自称できる」「麻雀検定に合格した」などと40回近く自身のアピールポイントと名前を連呼する一方で有力候補を揶揄する候補や、抑揚をつけた独特の節回しで目指す社会像を訴える候補がいた。各候補の訴えの概要は以下の通り。(年齢はいずれも投開票日現在) 【写真】「常識をぶっ壊す!」同一人物のポスターが多数を占めている掲示場(画像を一部処理しています) ■政治団体「NHKから国民を守る党」(NHK党)の草尾敦氏(55) ・被選挙権のない若者、仕事や家族の都合で立候補できない人もNHK党の選挙ポスター掲示板の枠を活用して都知事選のアピールを ・1万4000カ所設置するポスター掲示板は不要 ・NHK受信料の不払いを ■政治団体「核融合党」代表の桑島康文氏(62) ・無税社会やホームレスのいない社会を目指す ・太陽光発電設置の義務化を中止する ・金融特区は反対 ・水爆の武装で日米安全保障条約の解消 ・核融合課や核融合係を創設 ・車を核融合エンジンに変える ■政治団体「清水国明と東京都の安全な未来をつくる会」の清水国明氏(73) ・防災力を強化し、避難先になる「震災キャンプ」の設置 ・スマートフォンの利用などデジタル格差の解消 ・都政で資金の流れや企業への発注過程を透明化する ・楽しくゆとりを持って子育てする社会の実現 ■NHK党の加藤英明氏(65) ・NHK党の選挙ポスター掲示板の枠を活用して都知事選のアピールを ・1万4000カ所設置するポスター掲示板は不要 ・NHK受信料の不払いを ・こども政策など成果を上げた自治体の施策の横展開 ■NHK党の福永活也氏(43) ・いかがわしい人も活躍しやすい社会の実現 ・養育費不払い率の改善 ・花粉症改善 ・高齢者も楽しめるエンターテインメント施設の誘致 ・パートナーシップ制度の創設 ・不法外国人の取り締まり強化