オール3連対の宮地元輝がシリーズをリード/ボートレース津・ツッキー王座決定戦
ボートレース津のGI「開設72周年記念 ツッキー王座決定戦」は7日、予選2日目を終えた。2日目6Rは全艇がゼロ台に突入するという過激なスリット展開。村上遼と松井洪弥はコンマ01、中村晃朋はコンマ02という僅差で、肝を冷やす結果となった。「残って良かった...」と胸をなで下ろした松井洪だが、これまでの成績は1、6、4着と、まだ安堵できる状況ではない。残りの予選は3走あり、3日目の2走が明暗を分けることになりそうだ。 2日目、松井洪は26位、中嶋健一郎は28位、豊田健士郎は40位と苦戦している一方で、松尾充は11位、2日目の12R「達人ドリーム」を制した井口佳典は16位まで浮上。地元勢にとっては、3日目が重要な局面となるだろう。 序盤2日間を終えて、得点率トップに立ったのはオール3連対の宮地元輝。ドリーム戦での加点もあり、同じ着取りの宮之原輝紀を抑えてシリーズをリードしている。2位には宮之原が続き、3位には唯一オール2連対を守っている山口剛がつけている。ただし、この上位3選手は3日目に6号艇の関門へ挑むこととなり、シリーズリーダーの座に動きがあるかもしれない。
マクール