阪神・木浪 姿勢改善「日常の中で意識」トレーナーから助言 走攻守レベルUPで正遊撃手奪取へ
阪神・木浪聖也内野手(30)が9日、甲子園室内練習場で自主トレを公開。姿勢の改善に取り組んでいることを明かし、走攻守のレベルを上げて正遊撃手奪取を誓った。 「骨盤を立てるとか、体幹をしっかり入れておくとか、日常から意識することでプレーも変わってくると思う。意識してやっていきたい」 23年は打率.267を記録するなど“恐怖の8番”としてリーグV&日本一に貢献したが、24年は同.214と成績を落とした。トレーナーから助言を受けて巻き返しへ、新たな試みに着手。「野球に影響があったと思う。打つ、走る、守る全てに対してプラスになると考えた時に必要だと思った」と昨季終了後から姿勢を見直してきた。 現在は普段の生活から強く意識している。「日常の中で意識しないと無意識までいかない」と、立つ、歩くをはじめとした基本的な動作から車を運転する際の姿勢にまで注意。効果も出始め、「立ちやすいとか歩きやすいとか、走る姿だったりいろいろやってみて、すごく大事だと思った」と自身の変化を感じ取った。 今季は藤川新監督の下、小幡らとの遊撃争いに挑む。「他人のことを考える余裕もないので、とにかく自分に勝つことをテーマにして。やっぱり試合数は出たい。最後は笑って終われるように」と力強く語った。