北九州市長、仕事始めで「心穏やかで健やかな1年に」…中学生殺傷事件や大規模火災「心痛むことがあった」
正月の連休が明けた6日、官公庁や企業は「仕事始め」を迎えた。 【写真】中学生の男女が刺される事件があった店舗(北九州市小倉南区で)
「市民にとって心穏やかで、健やかな1年になることを心から願いたい」
北九州市の武内和久市長は市役所で仕事始め式に臨み、職員ら約120人を前に力を込めた。昨年12月、小倉南区のファストフード店で中学3年の男女2人が男に刺され、女子生徒が死亡する事件が発生。同1月には小倉北区の中心市街地で大規模火災が起きた。
武内市長は「心痛むことがあった」と振り返り、「市民の思いや声なき声に応え、明日への希望が湧き立つような市政を展開していきたい」と述べた。
事件の現場となった「マクドナルド322徳力店」は6日午前、約3週間ぶりに店内営業を再開した。