【大阪杯馬体診断】ベラジオオペラ
「大阪杯・G1」(31日、阪神) 出走馬の立ち姿の写真と馬体診断を、デイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の佐野裕樹(美浦)、竹原伸介(栗東)の両トラックマンが、出走を予定する各馬をA~C評価しました。週末の予想にお役立てください。 【写真】春の中距離路線の王者は?大阪杯出走馬の馬体をチェック 【ベラジオオペラ B】 2カ月半ぶりの京都記念では、中団から伸びて2着を確保。あと一歩の競馬だった。中6週の今回は馬体に太め感はなく、完全に仕上がっている。うっすらと肋が見えているのもその証拠だろう。体長と体高の比較から芝の中距離はぴったりで、芝2000メートルは全く問題ない。ただ馬体を見ると、上腕部やトモに毛足の長い冬毛がある。そのため若干だが、毛ヅヤが物足りない印象だ。前腕と下腿には血管が浮き出ておらず、皮膚が厚く見えるのも確か。まだ時季的に仕方のない部分はあるが、その辺は気掛かりだ。(馬サブロー栗東・竹原伸介) 〈1週前追い切り診断〉栗東CWで6F80秒9-36秒6-11秒2(一杯)をマークした。直線でマコトヴェリーキー(4歳2勝クラス)の内から楽に抜け出すと、鞍上のステッキに応えて加速。迫力十分の動きで僚馬を2馬身突き放した。大一番に向けて順調に仕上がっている。