PCR拡充が必要 専門家会議が会見(全文2)軽症者を迅速・確実に検査する体制に
保健所・地方衛生所の体制強化
じゃあ、いったい何をすべきかというと、1番目は保健所、地方衛生所の体制強化。労務軽減、負担。それから、都道府県がちゃんと調整して。実は、基本的対処方針というのを前々から書いて、都道府県は、このPCRの検査体制をちゃんと日頃から把握して、何が問題なのかをしてくださいということを、会議体ですね、会議体をつくってPCRの在り方について知事たちがリーダーシップを執ってやってくださいということ、そういう意味で都道府県調整本部の活性化、一部やられて。 それから、医師会なんかが努力してくれて、今回、地域外来・検査センター、名前はともかく、こういうのができた。これはできたけども、数がまだ、始まったばっかりですから、これをもう少しスピーディーにやってほしいということです。で、今、特措法の世界は、新しい建物を建てることもできるんですね。そういうことでやってほしい。 それから感染防護、検体、こういう確実な、戦おうとしてるのに武器がない、武器という言葉はごめんなさい、ちょっとあれですけど、そういうことですよね。ツールがなきゃ駄目なんで。これが今、足りない。これについてはぜひ政府なんかにお金のことも含めて、ぜひスピーディーにやっていただきたいのがわれわれのあれです。 それから、結局は、やるといっても実際、PCRやればあしたできるというものじゃ、トレーニングが必要ですね。トレーニング、これについても、あとはPCRなどの品質管理。
迅速診断キットがPCR検査を補完
それから最後は、今の2番目のことと関係ありますけども、PCRをどのぐらいやってんのか、陽性率というのを、民間の検査と公的な検査が同じようなシステムで行わないと比較ができないんですね。これも今のところは、だからなかなか難しいんです。民間のほうは同じ患者さんが何回もやってるの、それが一緒に伝わってきちゃうと、分母が、検体数が増えてきますよね。だから分母を公的なものにだけにすると少なくなっちゃうんですね、分母が小さいから陽性率が高い。だけど今度、民間のほうを入れると、何度もやった、1人の人に何回もやったのが来るから、分母が多すぎて。こういうジレンマがあるんで、これも整理をしないといけないと。これをやるだけでも結構大変なんで、これはやっぱり知事なんかのリーダーシップでこうしてくださいというガイドラインを。 さらに、最後になりますけども、私はPCRは非常に重要なツールだと思うんですけども、皆さん、ご承知だと思いますけど、迅速診断キットというのがかなりしっかりと感度の比較的高くて、ウイルスの排出量が比較的多い人ならば探知できるというのがどうもできる可能性が、まだ分かりませんけど、出てきたとなると、これはPCRを補完するという意味では非常に有力なツールになると思うので、このことはわれわれ、もうかなり早い時期から専門家委員会としては、抗原・抗体検査については早く。それがやっとここに来て少し光が見え。で、このことがくると、PCRを補完するという意味でずいぶん患者さんの命を救うのに役に立つんではないかと思います。 さて、今、だいたいそういうことで、ちょっと話が急にPCRが終わって唐突感がありますけれども、蔓延防止として、社会経済について両立を図るということと、それから市民社会や経済に与えるという、これは実は何書いてるか、たぶん分からないと思うんですけど、急いで書いたから申し訳ありません。