ポジションや打順変更「受け入れてくれたおかげで…」ド軍監督 ベッツ、フリーマンの献身的な姿勢に感謝
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(52)が22日(日本時間23日)、オンライン会見に出席。骨折から復帰したムーキー・ベッツ内野手(32)が右翼で復帰した際の裏話を語った。 【写真あり】真美子夫人&愛犬デコピンも大喜び スイートルームで乾杯! ド軍4年ぶりのリーグV&WS進出 ベッツは6月16日(同17日)のロイヤルズ戦で左手に死球を受け骨折。約2カ月の離脱を余儀なくされ、8月12日(同13日)のブルワーズ戦で復帰後は、離脱前に守っていた遊撃ではなく、右翼でプレーを続けている。 右翼に“再コンバート”となったベッツについて、指揮官は回復が近づいていたころに「電話した」「球場で会話をしたこともあったかもしれない」と直接、話し合う機会があったとし「どのポジションに就くか考えていたと思う。その時、ギャビン(ラックス)が二塁でかなり良いプレーをして地位を確立していた。それはとても理にかなっていて、それが始まりだった」とラックスが正二塁手として一本立ちしていたことから、「右翼・ベッツ」プランが浮上していたとし「ムーキーが受け入れてくれたおかげで100%楽になった。彼が右翼に戻れば、私たちのチームはもっと良くなる。彼がチームにとって何が最善かを理解しているという事実に賭けた」とベッツの献身的な姿勢に感謝した。 また、「フレディ(フリーマン)も時に3番から4番への打順変更も受け入れた」とMVPトリオの一角であるフリーマンも打順変更をいとわなかったとし「私たちには人格の高い選手たちがいる。ああいったスター選手がこういうことをやると、他の選手は、出場するか先発するかしないかに関わらず、どんな役割でも、打順のどこに入ろうとも、(チームとしての動きに)従わなければならないと感じるようになる」とベッツやフリーマンといった中心選手のフォア・ザ・チームの姿勢が他選手にも好影響を及ぼしていると語った。