若者と経営者が交流会 三重県産業支援センター 東京の三重テラスで
三重県産業支援センターは、東京・日本橋にある県の首都圏営業拠点「三重テラス」で、若者と企業経営者の交流会「ミエツドイ ミナツドエ」を開催した。井村屋グループ(本社津市)の浅田剛夫取締役・取締役会議長と鳥羽ビューホテル花真珠(本社鳥羽市)の迫間優子女将が対談した。 交流会は首都圏の学生や社会人らに県を代表する経営者の講演や、意見交換を通じて三重の魅力を発信し、三重での就労促進を図るのが目的。オンラインを含め約110人が参加した。 浅田氏は、水ようかんやゆであずきなどさまざまな商品開発において他の真似をしない特色経営と不易流行に取り組んできたグループの歴史、海外戦略などを紹介。「人を大事にする会社として127年続けてきた。若い人材が勇気を持っていろいろなことに挑戦することで、当社のミッションである『おいしい!の笑顔をつくる』を実現していきたい」と述べた。 迫間氏は、「泊まりながら学ぶ」ことをテーマにした海洋プラスチックごみを使ったキーホルダー作りなどを披露。「10代、20代の若い従業員から多くの提案を出してもらっている」と語った。