装備や価格は1回目と変わらず

東京オートサロン2024で日本初公開されたアルピーヌA110のトップモデル、「A1①Rチュリニ」が再販売。第1回の24台に対し、今回は40台を用意。ただし、先着順なのでご注意ください。

2024年1月12日に24台限定で発売されたばかりの新グレード「アルピーヌA110R TURINI」（チュリニ）。同モデルの第2弾となる注文受付が4月15日まで行われている。アルピーヌA110は、日本でも人気が高く、アルピーヌも注力している重要なマーケットだ。 【写真23枚】初回の24台に続き、第2回の今回は40台が先着順で販売される「アルピーヌA110Rチュリニ」のカーボン素材を多用化することで軽量化が図られたエクステリアやカーボン製のフルバケット・シートを備えたレーシーなインテリアなど詳細画像をチェック ◆40台に達し次第終了 前回の24台は人気モデルにとっては潤沢とは言えなかったはずで、今回は40台とかなり増やしてオーダーを集めている。なお、先着順での注文受付になり、40台に達すると終了。第3弾となる次回販売分は生産が決まり次第、改めて購入申込みの受付がされる予定だ。 ◆カーボンを多用し軽量化 アルピーヌ A110RチュリニはF1をはじめとするモータースポーツで培われたノウハウが投入されている。バランスの最適化が図られたエアロダイナミクスをはじめ、フロント・ボンネット、ルーフ、サイド・スカート、リア・フード、リア・ディフューザーにカーボンパーツを使うことで軽量化を図っている。 さらに、ハンドリングをさらに高めるために専用のスプリング、アンチロールバー、アジャスタブルダンパーを備えたラディカル・シャシーを採用することで、ドライビング・プレジャーがより引き上げられた。 ◆専用のエアロキットが目を惹く エクステリアではフロント・スプリッター、スワンネック・マウント・カーボン製リア・スポイラーからなる「A110R専用エアロキット」が目を惹く。さらに、AピラーとCピラーに配される「ノワール・プロフォン・メタリック」も専用になる。 足元には、スタイリッシュなデザインのマットブラック・カラーのアロイホイール「GT RACE」をはじめ、セミスリック・タイヤのミシュラン・パイロットスポーツ・カップ2や前輪ブレーキ・クーリングダクトなど刺激的な走りを支える性能や装備を用意。同時に乗り心地の良さも兼ね備え、日常の様々な多様シーンで走りの楽しさを享受できる。 ◆カーボン製バケットシートを装着 インテリアには、SABELT（サベルト）製フルカーボン・モノコック・バケットシートをはじめ、SABELT製6点式レーシングハーネス、マイクロファイバーのルーフ・トリム、ダッシュボード、センターコンソール、ドア・パネル、ステアリングが装着されている。そのほか、専用プレート（シリアルナンバー付）も備わる。 価格は、第1回目と同じ1550万円となっている。 文＝塚田勝弘 （ENGINE WEBオリジナル）