東京おもちゃ美術館でクリスマスイベント サンタクロース号ライトアップも
四谷の「東京おもちゃ美術館」(新宿区四谷4)で現在、クリスマス特別イベントが開催されている。期間中、館内にはクリスマスツリーやクリスマスの積み木などを設置し、「サンタになったおもちゃ」が来館者を迎える。(市ケ谷経済新聞) 【写真】「東京おもちゃ美術館クリスマスイベント」のワークショップ 18日にはクリスマスデザインの切り紙作品を展示する「小さな切紙美術館」を企画し、クリスマス仕様のメッセージカードなどを用意する。21日にはワークショップ「木のおもちゃを作ってみよう」を予定。参加者は電動糸のこを使い、手のひらサイズの木製クリスマスツリーを作る。講師は、おもちゃコンサルタントでもある嶋田英津子さんが務める。 24日には風船アートを披露する「風船おじさん」も登場し、来場者にバルーンアートを進呈。24日・25日には、全長1メートル40センチのブリキ製宇宙船「サンタクロース号」をライトアップする。同船は、フランスのアーティスト、ジャン=ピエール・ハートマンさんが制作したもので、俳優の故津川雅彦さんが営んでいた玩具店「グランパパ」からの寄贈品。宇宙船はトナカイやサンタクロースを乗せ、ゆっくりと動きながら「幻想的な光景」を演出する。ハートマンさんが日本との交流の中で制作した背景や、「サンタクロース号」が生まれた秘話も紹介する。 担当の津田由加里さんは「ブリキの宇宙船は、トナカイやサンタクロースが乗船し、ゆっくりと点灯しながら動く姿が幻想的。年に1度だけの特別な機会なので、美しい瞬間をぜひ体感してほしい」と来館を促す。 開館時間は10時~16時。木曜休館。入館料は、大人(中学生以上)=1,100円、子ども=800円、6カ月未満無料。ワークショップは事前予約制で、参加費は1,500円。
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