【Ｖ長崎―鹿児島】前半１４分、Ｖ長崎の名倉（左）が自身今季初ゴールとなる先制点を決める＝長崎市、ピーススタジアム

　明治安田Ｊ２第３６節最終日（２７日・ピーススタジアムほか＝８試合）Ｖ・ファーレン長崎は鹿児島を４－１で下し、今季４度目の３連勝を飾った。通算１９勝１２分け５敗の勝ち点６９で３位以上が確定した。栃木を１－０で下した清水が勝ち点を７６に伸ばして首位に浮上。２試合を残して２位以内を確定させ、３季ぶりのＪ１復帰を決めた。 　Ｖ長崎は前半１４分、マルコスのパスを受けた名倉がワンタッチで相手をかわし、右足で先制ゴール。４３分にはマテウスが右サイドから中央に切れ込み、左足で追加点を奪った。後半１２分、マテウスがドリブル突破から流し込んで３－０。１６分に失点したが、３６分に松澤の左クロスを増山が右足で合わせて突き放した。 　横浜ＦＣは岡山に２－４で敗れ、勝ち点７４のままで２位に後退した。７位山形は熊本に１－０で競り勝って７連勝。最下位群馬に続き、１８位栃木と１９位鹿児島の１８位以下も確定し、Ｊ３降格が決まった。 　第３７節は１１月３、４日、各地で１０試合を実施。Ｖ長崎は３日午後２時から千葉市のフクダ電子アリーナで４位千葉と対戦する。