『THE PENGUINーザ・ペンギンー』シーズン2が制作されるかどうかは未定 HBOはクリエイター陣に考えさせる意向
『THE PENGUINーザ・ペンギンー』シーズン2が制作されるかどうかは未定 HBOはクリエイター陣に考えさせる意向
DCのドラマシリーズ『THE PENGUINーザ・ペンギンー』は大好評のうちに最初のシーズンを終了したが、視聴者としては当然、「続きはあるのか?」と気になるところだろう。だが現時点でHBOは、その質問に対する明確な答えを持ち合わせていないようだ。 「THE PENGUINーザ・ペンギンー」画像・動画ギャラリー HBOおよびMax ContentのCEO兼会長を務めるケイシー・ブロイスは記者会見で、マット・リーヴス監督による『THE BATMAN-ザ・バットマン-』のスピンオフドラマ『THE PENGUINーザ・ペンギンー』に第2シーズンの可能性があるのか尋ねられた。ブロイスは、リーヴスとショーランナーのローレン・ルフラン、主演のコリン・ファレルに訊くしかないとして、次のように答えている。 「それはマットとローレンが決めることです。マットは映画の脚本を執筆していて、映画を撮影してコリンが出演します。そして、伝えたいストーリーがあるかどうかは、マットとコリンとローレン次第だと思います。私は期待していますし、楽しくて大成功しているのは明らかですが、彼らが別のストーリーを語りたいかどうかは、彼らに考えてもらおうと思っています」 だが朗報もある。3人のうち1人はすでに興味を示しているのだ。ファレルは最近、The Hollywood Reporterのインタビューで、「(シーズン2に)素晴らしいアイデアがあって、脚本が骨太で、シーズン1と同じかそれ以上に強いものだったら、もちろんやりますよ」と答えていた。なお、ブロイスはプレゼンテーションの冒頭で、これまでに1700万人が『THE PENGUINーザ・ペンギンー』の第1話を視聴したと述べている。 しかしブロイス自身が指摘したように、マット・リーヴス監督は『THE BATMAN-ザ・バットマン-』の続編の準備を進めており、映画は丸1年の延期を挟んで2026年10月2日に米国公開予定となっている。リーヴスは9月、脚本が完成し、2025年に撮影を開始する予定だと明かしていた。 またリーヴスは以前、「バットマン」のほかのヴィランを描くスピンオフのアイデアもほのめかしており、ブロイスはその件についても質問を受けた。しかしいまのところ、HBOはペンギンに集中しているようだ。 「我々は主に、『THE PENGUINーザ・ペンギンー』の中に別の物語があるのかどうかということを話し合っています」とブロイスは言う。「映画の設定と進行は(リーヴスに)任せなければなりませんが、彼らは本当によく連携してくれたので、彼らがワクワクするような何かを見つけてくれることを願っています」 なお、HBOがもし『THE PENGUINーザ・ペンギンー』の継続を見送ったとしても、コリン・ファレル演じるオズ・コブは、『THE BATMAN-ザ・バットマン-』の続編に戻ってくるとされている。 THE PENGUINーザ・ペンギンー U-NEXTの無料トライアルで観る ↗
Alex Stedman