【陸上】女子円盤投・ペレスが歴代9位の73m09!1990年以降の最高記録
4月13日、米国で行われたオクラホマ投てきシリーズの女子円盤投で、ドーハ世界選手権金メダルのY.ペレス(キューバ)が世界歴代9位の73m09で優勝した。 【動画】ペレスの投てきをチェック! ペレスは現在32歳で、東京五輪では銅メダルを獲得しており、世界選手権はドーハの金メダルのほか北京、ロンドン、オレゴンで入賞(それぞれ4位、4位、7位)。これまでの自己記録は19年の69m39だったが、この日には70m台を3度マークした。女子円盤投の歴代上位は1980年代の記録で占められており、21世紀の記録としては最高となった。 ペレスは22年のオレゴン世界選手権後、キューバに帰国せず米国に亡命したと報じられており、昨年のブダペスト世界選手権には出場していない。ただ、世界陸連には現時点でもキューバ国籍で登録されており、国籍変更3年後は国際大会に出場できないルールもあることから、パリ五輪に出場する可能性は低いと見られる。 また、この大会では女子やり投の武本紗栄(Team SSP)が53m59をマークした。 同じく13日に米国で行われたトム・ジョーンズ記念の女子100mでは21歳のJ.シアーズ(米国)が今季世界最高の10秒77(+1.6)で優勝。女子100mハードルはドーハ世界選手権金メダルのN.アリ(米国)が今季世界最高の12秒44(-0.8)で勝った。
月陸編集部