あわやロシアの誘導爆弾の直撃、歩行者の目の前で着弾 ウクライナ・ハリコフ
ウクライナ東部ハリコフで22日、5階建てのアパートがロシアの誘導爆弾による攻撃を受け、3人が死亡し、50人以上が負傷した。付近の路上に設置された防犯カメラには、歩行者の目の前で爆弾がさく裂し、危うく難を逃れる様子が写っている。 ウクライナ東部ハリコフで22日撮影された映像――この歩行者は、危うく難を逃れた。 この日、同市にある5階建てアパートがロシアの誘導爆弾による攻撃を受け、3人が死亡し、50人以上が負傷した。 ゼレンスキー大統領によると、ロシア軍は6月だけでウクライナに対し2400発以上の誘導爆弾を使用し、そのうち約700発がハリコフに向けられたと述べた。 同大統領によると4月に米議会がウクライナ支援策を承認したことを受けて、武器が補給されロシアのミサイル攻撃による被害と頻度は低下した一方、誘導爆弾への対策が課題だと指摘した。