28年ぶりのアメリカ「大幅利上げ」、当時と違う3つのこと
1994年に大幅利上げに踏み切ったFRBのアラン・グリーンスパン元議長。写真は1996年(撮影:尾形文繁)
足元のマーケットで起きている事象や注目テーマについて、過去の歴史を基に株式投資のヒントを探る連載「 賢者は歴史に学ぶ 」。第8回はシリーズ「スタグフレーションは再来するか(4)」。アメリカFRB(連邦準備制度理事会)が1994年11月以来となる0.75%ポイントの利上げに踏み切り、市場にショックが広がった。1994年の大幅利上げも予想外だったため市場は動揺したが、結果的にはそれが功を奏し、同国史上最長の景気拡大につながった。今回の利上げは、はたして……。
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岡田 晃