国交省の許可が無い、いわゆる白ナンバーのトラックで輸入アサリなどを運搬していたとして、トラック運転手の男らが福岡県警に検挙されました。男らは「白トラックの方が稼げる」などと話しているということです。 貨物自動車運送事業法違反の疑いで検挙されたのは、福岡県宇美町の58歳のトラック運転手の男、篠栗町の59歳の運転手の男、佐賀市の51歳の運転手の男、山口県下関市の51歳の無職の男、福岡県福津市の51歳の運転手の男の計5人です。 5人は去年8月から10月にかけて、それぞれ無許可で運送の依頼を受け、山口県下関市から千葉県などに輸入品のアサリを運搬していた疑いが持たれています。 警察によりますと、片道14時間ほどを、ほぼノンストップで運転していたということです。売り上げはそれぞれ30万円から560万円に上っていました。 男らは警察の調べに対し「白トラックの方が稼げる」などと話して容疑を認め、すでに罰金などの処分を受けています。 また、許可が無いことを知りながら男らに運送を依頼したとして、福岡県筑後市の65歳の運送業の男、熊本県天草市の51歳の会社役員の男、千葉県東金市の47歳の会社役員の男の計3人も検挙され「働き方改革で白トラックを使わないと回らない」などと話しているということです。