ループ橋3人死傷 ダンプ運転手を過失運転致死傷罪で起訴 広島
ダンプカーで乗用車に衝突し3人を死傷させ、危険運転致死傷の疑いで逮捕された男について、検察は過失運転致死傷の罪で起訴しました。 ダンプカーの運転手の男(59)は広島市安佐南区のループ橋で11月12日、ブレーキを的確に操作することなく時速約50kmから60kmで進行したことでカーブを曲がり切れず、横滑りしながら対向車線の普通乗用車に衝突し、3人を死傷させた過失運転致死傷の罪で23日、起訴されました。 警察は男がダンプカーを制御することが困難な高速度で運転したとして、より罪の重い危険運転致死傷罪で逮捕・送検していました。 しかし検察は「故意にスピードを出したという認定に至らなかった」として過失運転致死傷罪を適用しました。 そのうえで、急カーブの下り坂で大型車の規制速度が30kmだったことから「故意に時速約50kmないしは60kmを出していれば危険運転致死傷罪が適用された」としています。