大谷翔平、水原被告が購入した野球カード所有権を請願 米報道「4900万円相当」「返還を求める」
米メディア報道
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は、元通訳の水原一平被告に無断で購入された野球カードについて、連邦裁判所に所有権を請願したと米メディアが27日(日本時間28日)に報じた。水原氏は銀行詐欺罪などに問われている。野球カードの価値は32万5000ドル(約4923万円)という。 【画像】大谷翔平のサイン入りカードの実物写真 米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」は「ショウヘイ・オオタニが、元通訳のイッペイ・ミズハラから押収した野球カードの返還を裁判官に求める」との見出しで報道。こう続けている。 「オオタニは今週、元通訳で側近だったミズハラが不正に購入した32万5000ドル相当の野球カードの所有権を求めて連邦裁判所に申し立てを行った。ミズハラは今年の初め、オオタニから約1700万ドル(約26億円)を騙し取った罪で有罪を認めていた」 大谷は26日、カリフォルニア州中部地区連邦地方裁判所に、水原被告から押収されたカードの所有権を取り戻すための審問を求めたという。同メディアは「2024年1月から3月にかけてミズハラは、転売目的でオンラインの転売プラットフォームeBayとWhatnotで野球カードを購入していた。オオタニは、それらのカードが自分のお金で購入されたと主張し、返還を求めている」と説明した。 さらに「オオタニは裁判所に対して、自身の写真入りの『大量の直筆サイン入りの野球カード』が押収された際に、誤ってミズハラの所有物に入っていたと申し立て、その返還も求めている」と記載。裁判所の書類によると、没収品は「銀と黒のパノップリーケースに入ったスポーツカードのコレクション、灰色のパノップリーケースに入ったスポーツカードのコレクション、スポーツカードの入った箱、カードラップの道具、プラスチックのカード保護ホルダー」だったという。
THE ANSWER編集部