長谷川理恵「子どもの受験が母親の受験のようになっていた」小5の息子、塾の先生から言われた「直球な言葉」
2012年に第1子を出産した長谷川理恵さん。小学5年生になった息子さんは中学受験を考えているそうですが、思うように進まなかった時期があったと言います(全3回中の2回)。 【画像】中学受験を控えた息子さんと親子でサーフィンする姿やちょっと面白い長谷川さんの手作り弁当まで(全19枚)
■息子の勉強をすべて見張ってしまっていた ── 息子さんの中学受験を考えているそうですが、息子さんの勉強にはどのように関わっていますか? 長谷川さん:いよいよ来年度は受験だなと思いながら、食事の面など健康面のサポートはしますが、勉強のことは基本的にはその専門である塾の先生にお任せしています。
── 中学受験は保護者が勉強も全面サポートする家庭が多いなか、長谷川さんは始めから塾の先生にお任せしていたのでしょうか? 長谷川さん:いえいえ、実は息子が通塾当初は全部見ていました。見ていたというか、今考えると見張っている状態でしたね(笑)。普段はもちろん、テスト前は勉強し始めるまで見張り、なおかつ「宿題また忘れたの?」とか「またこれ間違えたの?」と口を出してしまって…。そうやって言い続けて息子に勉強をやらせれば一時的に成績はよくなりましたが、無理矢理やらせていただけなので、成績はすぐ元に戻って、私はまた口を出す。その繰り返し。今思うと、子どものすべてをコントロールしようとしてしまっていました。
── その状態は、お子さんはもちろん母親としてもツラかったのでは? 長谷川さん:息子は母親に褒められたい時期なのに、私は否定ばかり。私も私で自分の仕事などやるべきことがあるのに、そちらにばかり気を取られていて、「もう、こんな状況嫌だ!」と叫び出しそうでした。息子もとてもツラかったと思います。 ── 旦那さんは受験に対して何かお話されていましたか? 長谷川さん:もともと夫は中学受験にはどちらかと言えば反対だったんです。ですが、中学受験に挑戦すると告げた時、「二人で決めたことならば、挑戦してみたらいいのでは」と、背中を押してくれました。いつも私たちを外から見守ってくれていましたが、イライラしている状態の私を見た時は「もう受験をやめてもいいんじゃない?」と言っていましたね。