「EUROの時はどこにいた？フランスにはティティが必要！」

パリ五輪を戦うチームを率いるアンリ監督（右端）。母国を金メダル獲得に導けるか。写真：金子拓弥（サッカーダイジェスト写真部）

　往年のストライカーが健在ぶりを見せつけた。 　フランス代表の公式SNSが７月18日、１本の動画を公開。そこに映っていたのが、パリ五輪に臨むU-23代表チームの監督を務めるティエリ・アンリが、自らシュートを放ち、手本を示す姿だ。 【動画】あれ、まだ現役だっけ？英雄アンリがGKノーチャンスの圧巻シュート 　来月17日に47歳となるレジェンドは、ユニホームを脱いでから10年が経つが、右足と見せかけて軸足の左足で放つトリックPKや、角度のある位置からのコントロールショットで魅了。渾身のガッツポーズも炸裂させた。 　現役時代さながらのキレのある動きにファンは大興奮だ。現フランス代表キャプテンにして絶対エース、キリアン・エムバペよりも上だという声も上がるなど、絶賛のコメントで溢れている。 「世界一エレガントなストライカーが全盛期を迎えた！」 「GKのリアクションが全てを物語っている」 「今現在でもエムバペより良い」 「OA枠で出場する準備は万端？」 「彼はオリンピックに出場するつもりだ」 「EUROの時はどこにいた？フランスにはティティが必要！」 「2026年W杯はアンリを最前線、エムバペを左サイドに」 「Class is timeless」 　英雄が率いるU-23フランスは17日に強化試合で日本と対戦し、１－１で引き分けた。アンリ監督はその際、「我々の試合内容は良かった。数え切れないほどクロス、シュートでチャンスを作り、日本のような非常に優れたチームを相手に、普段やっているスタイルは出せていたと思う」と語った。 　自国で“ノルマ”の金メダルを掴めるか。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部