大坂が会心のプレーで2020年1月以来の対トップ10勝利「この雰囲気にいるだけでも大きな意味がある」 [USオープン/テニス]
大坂が会心のプレーで2020年1月以来の対トップ10勝利「この雰囲気にいるだけでも大きな意味がある」 [USオープン/テニス]
シーズン最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月26日~9月8日/ハードコート)の女子シングルス1回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦した元世界ナンバーワンの大坂なおみ(フリー)が第10シードのエレナ・オスタペンコ(ラトビア)を6-3 6-2で退け、同大会で3年ぶりの勝ち星をマークした。 ~結果を随時更新中!~USオープン2024|トーナメント表 9回あった自分のサービスゲームで11ポイントしか落とさなかった大坂は一度もアンフォーストエラーを犯さず3-3から3ゲームを連取して第1セットを先取し、第2セットで2度ブレークに成功して1時間4分で快勝した。 3度目のマッチポイントをフォアハンドのウィナーでものにすると会心の笑顔を見せた大坂は、試合を通して僅か5本しかアンフォーストエラー(ウィナー19本)を犯さなかった。 「昨年ここでココ・ガウフ(アメリカ)がプレーするのを観たとき、もう一度このコートに戻りたいと強く思ったの。そうなるかもできるかどうかもわからなかったけど、この雰囲気にいるだけでも大きな意味がある」と大坂は試合後のオンコートインタビューで涙ながらに語った。 「集中し続け、本当にいいプレーをしようとし続けることが大事だと思う。でも実際は何よりも楽しむことが一番ね」 2018年&20年大会チャンピオンの大坂は次のラウンドで、ケイティ・ボリネッツ(アメリカ)を6-3 7-5で破って勝ち上がったカロリーナ・ムチョバ(チェコ)と対戦する。
テニスマガジン編集部