アジカン後藤正文設立「APPLE VINEGAR -Music Support-」スタジオ建設のクラファン開始
ミュージシャンの後藤正文(ASIAN KUNG-FU GENERATION)を創立者とする「APPLE VINEGAR -Music Support-」が、9月27日(金)よりCAMPFIREにて滞在型音楽制作スタジオ「MUSIC inn Fujieda」(ミュージック・イン・フジエダ)完成のためのクラウドファンディングをスタートしました。 「APPLE VINEGAR -Music Support-」はインディペンデントに活動するミュージシャン / アーティストに対して“金銭的、技術的な支援”を継続的に行なうことを目的として2024年5月10日に設立されたNPO法人アップルビネガー音楽支援機構の活動総称で、静岡県藤枝市に滞在型音楽制作スタジオ「MUSIC inn Fujieda」を建設、同市を拠点に活動をしていくというもの。 滞在型音楽制作スタジオ「MUSIC inn Fujieda」は、藤枝市にある築約130年の土蔵を改築し活用。天井が高い土蔵の特性を活かした“楽器の演奏を良い音で録音できる”スタジオです。スタジオ開設時には、後藤がこれまでに自費で集めた取得価格で1,000万円超の機材が提供され、利用者が自由に使えるように設置されます。 今回スタートしたクラウドファンディングは、明治時代から残るお茶の倉庫をレコーディング・スタジオに改修および隣接する母屋のコミュニティスペースの改修を目的として“5,500万円”の目標金額を設定。改修費を上回る支援が集まった際は「MUSIC inn Fujieda」の運営費に充てられます。 クラウドファンディングのリターンには、「Music Inn Fujieda」スタジオ銘板への名前記載権、藤枝市で開催される後藤の弾き語り限定ライヴへの参加権などのほか、後藤が使用したサイン入りピック、お礼のメールメッセージの送付など、バラエティに富んだ内容になっています。なお、新規リターンも現在企画されており、クラウドファンディングのページやSNSで随時更新予定です。クラウドファンディングは12月15(日)23:59まで受付。 併せてクラウドファンディングのページには、今回の取り組みに向け、地元藤枝市市長の北村正平、株式会社静岡銀行取締役頭取の八木稔、初亀醸造株式会社専務の橋本康弘をはじめ、ホリエアツシ(ストレイテナー)、岸田繁(くるり)、細美武士(ELLEGARDEN / the HIATUS / MONOEYES)、大木伸夫(ACIDMAN)、亀田誠治(音楽プロデューサー)、中村佑介(イラストレーター)などの音楽関係者、藤原辰史(歴史学者)、斎藤幸平(経済思想家)ら学術関係者など幅広い分野の45名の方々からの応援コメントが掲載されています。 また、開始日の9月27日(金)21:00から後藤が今回の取り組みについて、事前に寄せられた質問に答えるインスタライヴを実施。さらに9月30日(月)からスタートするASIAN KUNG-FU GENERATION Tour 2024〈ファン感謝サーキット〉各会場でプロジェクト支援のための募金箱が設置されます。