“ミニマリスト”ママ、自宅になくて驚かれたものは…潔すぎる生活に490万再生「驚きの連続…!」「すごいの一言!」
■「“ミニマル”な暮らしが正解なのではなく、自分が管理できる量を見極めて、自分にとって一番心地良い量で暮らすことが大事」
――そこからどうやって物を減らしていったのでしょうか。 「まず服や日用品は、明らかに使っていない物から捨てていきました。その後、家具も全部なくて大丈夫だと思ったので、持っていた家具を手放して、家具付きの賃貸に引っ越しました。そこは食器も付いていたので、食器と家具はそこにある物だけを使っていました。当時は毎週末、片づけていって、1ヵ月くらいで自分の持ち物はトランク半分くらいになりました」 ――トランク半分! 決断力と実行力に驚きます…。それにしても、独身時代とは違い、現在はご主人と小さなお子様2人の4人家族。ご家族がいて“ミニマル”な暮らしを保つのは難しくありませんか? 「よく聞かれますが、特別に困ることはありません。Instagramで公開しているのは暮らしの一部で、すべてが“ミニマル”というわけではないので…」 ――そうなんですね。 「何でも少なくすればいいとは思っているわけではなくて、メリハリをつけることを大事にしています。たとえば、食器は家族4人分、コンロ側の収納ひとつに収まるだけの最低限しかありませんが、子どものおもちゃや絵本などは買っています。子どもとの絵本の時間を大切にしているので、絵本は多い方かもしれません。自分が管理できる量を見極めて、自分にとって一番心地良い量で生活しています」 ――ご主人の衣類や趣味グッズなどはどうされていますか? 「実は、もともと夫は物の多い『マキシマリスト』でした。そこで、失敗したことがありまして…。夫がいないときに、わたしから見て使っていない服を45リットルの袋2つ分くらい勝手に捨ててしまったことがあったんです。夫はしばらく気づかなかったのですが、ある時に、『あの服がないんだけど、どこにあるか知ってる?』と言われて、『捨てた』と言ったら怒られて。その時に、すごく反省して、自分にとってはいらない物に見えても、その人にとっては大事な物かもしれないのだから、勝手に人の物は捨てないことにしようと、すごく当たり前のことなんですけど、決心しました」 ――ご家族には“ミニマル”な暮らしを求めない…ということでしょうか。 「そうですね。投稿のコメントでも『ものが多い夫の事を嫌にならないか』と聞かれることもありますが、それは本末転倒だと思っているんです。私は夫の人柄に惹かれて一緒にいたいと思って結婚したわけで、ものが多いとか少ないというのは、その人を好きか嫌いかには関係ないことですから。わたしはものが少ないことがいいと思っているけれど、ほかの人もそうだとは限りません。何より、ものが少ないことは決して正義ではないし、ものが多いことがその人にとって幸せであればそれが一番いい。ものが多い少ないで人の価値観は決まらないし、ものを持つ持たないはその人の自由だと思っています」