「重要な選手が回復」 代表ウィーク後に復帰が期待されるRCDマジョルカの浅野拓磨にスペインメディアが言及【海外の反応】
RCDマジョルカに所属するサッカー日本代表FW浅野拓磨は、筋肉系の問題により直近3試合はベンチ外となっているが、代表ウィーク明けには復帰が見込まれている。スペインメディア『MARCA』は現地時間8日、10月のインターナショナルマッチウィークを浅野にとって「理想的な休暇」と報じている。 今夏にVfLボーフムからマジョルカに加入した浅野は、開幕から6試合の全てに出場。そのうちの4試合は先発に名を連ねた。持ち前のスピードを武器に、得点やアシストは記録していないものの、存在感を放っていた。しかし、筋肉系の問題により第7節のレアル・ベティス戦以降は、招集メンバーから外れている。それでも今季から指揮を執るハゴバ・アラサテ監督の下、チームは好調。9試合を終えて6位のアスレティック・ビルバオと勝ち点で並ぶ7位につけている。 同メディアは「ハビエル・アギーレからアラサテにバトンタッチし、監督交代の波がある中で、マジョルカのシーズン初めの成績は、最低でも『良い』と評価できる点数をつけるべきだ。今季に向けたスタイル変更の取り組みは、システムの変更という新しい試みも踏まえ、スポーツ部門やクラブにとって簡単に実現できるものではなかった。特にラ・リーガの厳しい日程を考えると、9試合で14ポイントを獲得したのは、新しいコーチングスタッフ陣の努力の賜物だ」とこれまでのマジョルカの戦いぶりを評価した。 さらに「マジョルカはチームとして機能しており、この中断を利用して、ぺダト・ムリキやタクマ・アサノといった重要な選手が回復することに注力する」と記し、チームが好調を維持する中、エースストライカーであるコソボ代表FWと共に浅野についても言及した。10月の日本代表メンバーから外れた浅野だが、コンディションが上がれば、20日に行われる第10節のラージョ・バジェカーノ戦で復帰することになるようだ。
フットボールチャンネル編集部