台湾民進党の頼氏、立候補届け出 総統選、野党一本化は結論出せず
【台北共同】来年1月の台湾総統選で、与党、民主進歩党(民進党)の総統候補、頼清徳副総統(64)と、台北駐米経済文化代表処代表(駐米大使に相当)を務めた副総統候補の蕭美琴氏(52)が21日、中央選挙委員会に立候補を届け出た。 一方、対中融和路線の最大野党、国民党と第2党の台湾民衆党は候補一本化で合意。国民党の侯友宜・新北市長(66)と民衆党の柯文哲・前台北市長(64)のどちらかを総統候補、もう一方を副総統候補にするとしていたが、結論が出せていない。 立候補の届け出は24日まで。国民党は民衆党との一本化協議の期限を22日としている。