「環境問題への意識を」生ごみを堆肥に生まれ変わらせる工程など見学 伊万里市の小学校【佐賀県】
サガテレビ
児童たちに環境問題への意識を持ってもらおうと、伊万里市で生ごみが堆肥になるまでを学ぶ環境学習会が開かれました。 この取り組みは、生ごみから堆肥をつくる工程を学ぶなかで、児童に環境問題への意識を持ってもらおうと、伊万里市のNPO「伊万里はちがめプラン」が20年前から市内の小学校などを対象に行っているものです。 20日は立花小学校の3年生約60人が参加しました。 児童たちは、集めた生ごみに菌を混ぜて発酵させたり、熟成させたりして、堆肥に生まれ変わらせる工程を見学。さらに担当者へ質問をして理解を深めていました。 【児童】 「生ごみを砕いたり切ったりしなくて、微生物が砕いたりしてくれて、良い微生物だなと思った」 「生ごみを堆肥にするのもいいけど、やはりまずは食品ロスをなくすことからやっていきたい」 団体は市内から年間約480トンの生ごみを回収し、250トンほどの堆肥をつくっているということです。
サガテレビ