世界最大規模 浮かび上がる能登の祭り 行田の田んぼアート 能登半島地震の復興支援で石川県の高校書道部員がデザイン 見頃は8月中旬まで 高さ50メートルのタワーから観賞
埼玉県行田市小針の古代蓮の里東側にある水田で、田んぼアートが鮮やかに浮かび上がっている。能登半島地震の復興を支援するため、地域を代表する祭りの「キリコ祭り」と、石川県立能登高校書道部員の作品をデザイン。葉の色が異なる4種の稲で描いた。 安全、快適に車中泊を…埼玉で6カ所目の「RVパーク」行田に開設 “あのタワー”が見える駐車場
2008年に始まった田んぼアートは、今回で16作目。広さは約2・8ヘクタールで、世界最大規模を誇る。今年は6月8、9日にボランティアら約820人が参加して、田植えを行った。苗は夏の日差しを受けて順調に成長。見頃は8月中旬までだが、稲が色づく10月中旬ごろまで変化を楽しめそうだという。 観賞は古代蓮会館にある高さ50メートルの展望室から。会館では能登地域の祭り情報を紹介したり、物産を販売するなどの企画を行う。開館時間は午前7時(29日から同8時)~午後4時半(入館は同4時まで)。入館料は大人400円、小中学生200円。問い合わせは、同会館(電話048・559・0770)へ。