大谷翔平 メジャー7年目で念願のWS「最後のステージに来たな」「最高の1年になる」【一問一答】
「ナ・リーグ・優勝決定シリーズ、ドジャース10-5メッツ」(20日、ロサンゼルス) 大谷翔平選手(30)と山本由伸投手(26)が所属するドジャースが4年ぶりのリーグ優勝を果たした。ア・リーグ覇者のヤンキースとのワールドシリーズは25日(日本時間26日)にロサンゼルスで開幕。大谷は自身初の大舞台へ「ここを目指してやってきたし、そうなるように望んでいた」などと意気込んだ。以下、一問一答。 ◇ ◇ -7年目でワールドシリーズでプレーすることに。 「やっときたなというか、ここまでも苦しい試合も多かったですし、全員で本当につかみとった素晴らしいゲームが多かったなと思います」 -楽しくプレーできている要因は。 「ここまで10月のこの時期までプレーできるのは一握りのチーム。恵まれているなというか、感謝というか、結果は必ずついてくる。やれているということが素晴らしいなと思います」 -怖さはないか。 「出た結果に関しては受け止めればいいですし、それはそれで自分の今後の糧になる。もちろんいい結果になるように努力しますけど、まずはプレーすることが大事」 -ワールドシリーズに出るために契約内容も変えた。 「ここを目指してやってきたし、そうなるように望んでいた。楽にこれたわけではないですし、全員が頑張ってここまでこれた。最後のシリーズ、自分たちの野球を貫き通せば最高の1年になるんじゃないかなと思います」 -ワールドシリーズを目指す理由は。 「逆に目指さない理由がない。このリーグでやっていれば誰でもそこを目指してますし。そうなるように1年間、頑張ってきている。全員がそう思っているんじゃないかなと思います」 -3度目のシャンパンファイトは。葉巻は試したか。 「葉巻は試してないですね(笑)。みんなでこうして楽しめて何よりですし、いよいよ最後のステージに来たなと実感しているところ」 -トロフィーは。 「初めてのトロフィーだったので。持っていいよと言われて、いい記念に。ワールドシリーズのチャンピオンのトロフィーも掲げられれば最高だなと」 -走者を置かない場面で結果が出なかった。変えたことは。 「変えたことは特別ないですね。ずっと言っている通り、自分のアプローチを変えることはない。スモールサンプルの偶然起きた数字じゃないかなと思います」 -エドマンがMVP。 「トミーは間違いなくMVPだと思ってます。シーズン途中から来ましたけど、大きな仕事をしてくれましたし。誰かが調子が上がらない中でも誰かがカバーする。そういう試合が多かった。素晴らしい試合が多かったなと思います」 -最高峰の舞台で日本人対決ができた。 「日本出身だけでなく、ラテン系の選手も多く活躍していますし。いろんな国の出身の選手のプレーは参考になる。レベルの高いところで学んでいる感じです」 -初回の打席。マナイアにどういうアプローチを。 「嫌な流れでありましたけど、素晴らしい投手なので。チャンス自体が少ないと思ってましたけど、先頭打者として流れを戻せる仕事がしたい。結果的に抜けてくれていい打席になったなと思います」 -登場曲も変えた。 「特にはないですね。フィーリングがいいということで選ばせてもらいました」 -松井秀喜さんのワールドシリーズの記憶は残っているか。 「試合は生で見てないですね。もちろんMVPを取られたのは知ってますし、試合もハイライトで何回も見たことはあります。生では見ていなかった」 -ヤンキース戦への思いは。 「素晴らしいチーム、強いチームだと思います。きょうはきょうで喜んで、また切り替えて。アウェーもアウェーでも盛り上がりますし、楽しみにしたい」