近畿地方冬型で寒い1日 生駒山で最低気温氷点下5度
近畿地方冬型で寒い1日 生駒山で最低気温氷点下5度 THEPAGE大阪
20日の近畿地方は冬型の気圧配置のため雲が広がり、大阪管区気象台によると、大阪市内の最低気温は0.8度、生駒山では氷点下5.4度を観測するなどかなり厳しい冷え込みとなった。日中も寒さが続き、大阪市内の繁華街ではコートやマフラーで厚着をした買い物客らが歩く姿が多くみられた。
大阪市中央区の道頓堀付近でも、厚着をした買い物帰りの観光客らが、寒さに震えながら歩く姿が多くみられた。道頓堀川沿いの遊歩道を歩く人はほとんとおらず、いつもは平日でも人であふれる戎橋も、両手をあげるポーズを撮ったら、すぐに周辺の喫茶店などへ入り、暖をとる人が多いなど、寒さを避ける人が多かった。 中国人観光客を案内していたガイドの30代女性は「さすがに今日は寒いですね。けど、ここで写真を撮るのを楽しみにしている人も多いので、みんな我慢して撮ってるようです」と苦笑しながら、案内業務へ向かっていった。 同気象台によると、あす21日は気圧の谷や寒気の影響で、雲が広がりやすく、北部を中心に雪や雨の降るところがある予報で、気温は20日ほど下がらない予報だという。