大谷翔平が父の日に4試合ぶりの18号先制ソロ、137メートル特大弾 リーグトップを猛追
◆米大リーグ ドジャース―ロイヤルズ(16日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム) 【動画】大谷翔平、特大の18号先制ソロ! ドジャース・大谷翔平投手(29)が16日(日本時間17日)、本拠地・ロイヤルズ戦に「2番・指名打者」でスタメン出場し、3回1死走者なしの2打席目に、4試合ぶりの本塁打となる18号先制ソロを放った。リーグトップのオズナ(ブレーブス)に2本差に迫った。 初回の1打席目は四球を選んで出塁。アーチを描いたのは両軍無得点の3回1死走者なしの2打席目だった。先発右腕・シンガーの92・5マイル(約148・9キロ)シンカーを捉えると、中堅左へ打球速度114・3マイル(約183・9キロ)、打球角度27度で、飛距離451フィート(約137メートル)という特大弾を運んだ。打球速度、飛距離はともに今季の本塁打18本の中で2番目。父の日で水色の柄の入ったスパイクを履いた大谷が、さっそうとダイヤモンドを1周した。 11、12日(同12、13日)の本拠地・レンジャーズ戦では2試合連続本塁打。13日(同14日)は4打数無安打、14日(同15日)は8試合ぶりのマルチ安打となる4出す2安打で、15日(同16日)は内野ゴロ3つの3打数無安打だった。13日(同14日)の試合後には「全体的には結果はよくなかったですけど過程はそこまで悪くなかったかなと思います」と手応えを口にしていたとおり、凡退した打席でも強い打球を放っていた。21、23年に月間MVPに輝き、昨季は月間15本塁打を放った得意の6月はまだ4発目だが、ペースを上げてきた。 ロイヤルズ戦は10本目の本塁打。球団別ではレンジャーズ(21本)、アスレチックス(18本)、マリナーズ(17本)、ホワイトソックス(16本)、アストロズ(14本)、タイガース(11本)に続いて7チーム目の2ケタ本塁打となった。 ◆大谷の年度別本塁打(6月の本塁打数) ▽18年 22本(0) ▽19年 18本(9) ▽20年 7本(0) ▽21年 46本(13) ▽22年 34本(6) ▽23年 44本(15) ▽24年 18本(4)
報知新聞社