料金未納、内閣サイバー、個人データ抜き取り…あの手この手で何度も 50歳代男性130万円被害
青森県内に居住する50歳代の男性があわせて130万円をだまし取られる詐欺被害がありました。 七戸警察署によりますと、今年12月13日、男性の携帯電話にNTTの「ヤマウチ」を名乗る男性から電話があり、 ・プロバイダの料金が未納になっています。 ・昨年11月から現在までの料金が29万9,000円になっています。 ・今払わないと裁判で訴えられることになります。 などと説明されたことから、指定された個人名義口座に現金30万円を振り込みました。 その後、男性の携帯電話に「内閣サイバーセキュリティーセンター」の「ナカミゾ」を名乗る男性から電話があり、 ・同じ日に3件の契約をしており、これも支払わなければならない。 ・まとめて処理するので50万円を払ってください。 などと言われたことから、男性は指定された個人名義口座に現金50万円を振り込みました。 しかし、さらにナカミゾから ・個人データが抜き取られ悪用されています。 ・50万円のプランのサイバー保険をおすすめします。 ・何もなければ42万円が返ってきます。 などと言われ、12月15日に指定された個人名義口座に現金50万円を振り込みましたが、金額が高額なことから不安になった男性が警察に相談したことで詐欺被害に気づいたということです。 警察は未納料金や保険料金などの名目で現金を振り込ませたり、電子マネーを購入させるのは詐欺の手口だとして、最寄りの警察署や交番、駐在所に相談するなどして1人で対応しないよう呼びかけています。