パワーアップの“副作用”か フィナウが1Wのシャフトを変更
一般的にはスピンが必ずしも悪いわけではなく、スピン量が増えることで正確性の向上も望めるのだが、彼ほどパワフルな選手になると、3000 rpm以上のスピン量は最適な飛距離と精度を追求する上で弊害となり得るのである。34歳のフィナウは、これまでSG:オフ・ザ・ティをトップ50圏外としてシーズンを終えたことは一度もないが、彼は現在同ランキングでトップ70圏外に位置している。なお、フェデックスカップでは57位につけている。 フィナウはそこまで頻繁にギアを替える方ではないが、ヒューストンでGolfWRX.comに語った彼の最近のスピードアップが、それを強いたのである。「僕は下半身がより強靭になったんだ。これまでも常にスピードはあったけれど、より強靭な体になったので、より楽にクラブを速く振ることができるようになったんだ」 スピード、強度、そして新たにフィットしたドライバーは、今週フィナウがタイトル防衛を期して臨む「テキサスチルドレンズ ヒューストンオープン」の他の出場者にとっては、悩みの種となるかもしれない。 (協力/ GolfWRX, PGATOUR.com)