夫がゴルフに「月2万円弱」を使っています。子どもが独立してるとはいえ高すぎませんか? 節約方法はないのですか?
ゴルフは趣味程度から本格的な競技まで、老若男女問わずに幅広い楽しみ方ができる点が魅力です。長年愛されている人気のスポーツで人口も多いですが、お金がかかるイメージを持っている方は多いでしょう。 物価高などによる家計への圧迫が原因で趣味に使えるお金が減ってきていて、趣味をやめるほどではなくても、可能なかぎり節約したいと考える方もいるはずです。 そこで本記事では、ゴルフにかかる費用の内訳や節約方法などを紹介します。 ▼夫婦2人の老後、「生活費」はいくら必要? 年金額の平均をもとに必要な貯蓄額も解説
ゴルフ代の内訳
基本的なゴルフ代の内訳は、以下の通りです。 ・ゴルフ場のラウンド料金 ・練習場代 ・レッスン代 ・帽子やシューズを含むウエア代 ・シャフトやグリップの交換を含む、クラブ代 ・ボールやティー、手袋などの消耗品代 ・交通費 ゴルフは高いというイメージから、このように内訳にすると費用がかさみそうですが、実は一度購入してしまえば、しばらくは費用がかからないものも多いのです。例えば、クラブやウエアは比較的長く使えますし、レッスンも全員が必要なわけではありません。パター程度であれば、練習場に行かなくても自宅で練習できる人もいます。 ゴルフは楽しみ方の幅が広いことが魅力のひとつであり、取り組み方次第でかかる費用は大きく異なります。ゴルフ代の節約や費用の見直しを検討する場合は、まずは自分が何にどれだけお金をかけているのか把握することから始めるとよいでしょう。
ゴルフにかかるランニングコスト
ゴルフにかかるランニングコストのなかで、大きな割合を占めるのはラウンド料金です。ラウンド料金にかかる費用はプレーフィーと昼食代がほとんどですが、カートやロッカーなどの利用料が別でかかることもあります。 プレーフィーとはゴルフ場でコースを利用するための入場料のことで、季節や時間帯、プレー内容などでさまざまな料金設定が設けられています。 ラウンド料金はゴルフ場や曜日、季節次第でさまざまですが、安価なゴルフ場での平日利用であれば5000~1万円程度です。土日祝日では1万~1万5000円ほどになり、やや高いゴルフ場でプラス3000円程度が一般的です。 名門と呼ばれる高級コースだと3万円を超えることも珍しくありませんが、1ラウンドにかかる費用の相場は1万円ほどと考えてよいでしょう。 ラウンド料金に加えて、ボールやティーなどの消耗品もランニングコストと考えられます。グローブも消耗品のひとつですが、そこまで高頻度で買い替えるものではありません。プレー内容によって消耗品にかかる費用は異なりますが、1ラウンドで2000円前後でしょう。 つまり、月1回のラウンドでかかるランニングコストは1万2000円ほどといえます。