『VS』版ゴジラとメカゴジラが東宝自社ブランドでプラモデルに!
映画『ゴジラVSメカゴジラ』のゴジラとメカゴジラがプラモデル化される。「ゴジラ(1993)」は下アゴ開閉、尻尾の3カ所回転可動。「メカゴジラ(1993)」は首、腕、手首、太もも、足首が回転可動、さらに下アゴが開閉。目はクリアパーツ。東宝の自社ブランドのプラモデル「TMK(TOHO MONSTERS KIT)」の第1弾となる。 【関連画像】「TMK ゴジラ(1993)」「TMK メカゴジラ(1993)」の画像を見る(画像27点) 『ゴジラVSメカゴジラ』は1993年の映画。ゴジラに対処する組織「Gフォース」が初登場した。メカゴジラはGフォースの切り札的存在である。 メカゴジラはゴジラを模したロボット怪獣。ゴジラのライバル怪獣として人気が高く、昭和ゴジラシリーズ、平成VSシリーズ、平成×シリーズ、海外モンスターヴァースシリーズにそれぞれ異なる設定のメカゴジラが登場している。 「TMK(TOHO MONSTERS KIT)」は東宝が自社ブランドで展開するプラモデル。自社開発ならではの映画から飛び出したかのようなリアルな造形になっている。またスナップフィットで接着剤が要らない仕様だ。 「ゴジラ(1993)」は下アゴが開閉、そして尻尾の3カ所の回転可動で細かな表情を再現できる。全高約14センチ。 「メカゴジラ(1993)」は首、腕、手首、太もも、足首が回転可動、下アゴも開閉する。さらに目にはクリアパーツを使用している。全高約16センチ。 なおメカゴジラの目以外は両方とも単色で、未塗装未組み立ての仕様だ。 『機動戦士ガンダム』シリーズのプラモデル人気の何度目かの再燃、コトブキヤが先鞭を付けた可動メカ美少女プラモの隆盛、そしてコロナ禍による巣ごもり需要など様々な要素が重なり、現在プラモデルは大きな注目を浴びている。従来のメーカーだけではなく新規参入のメーカーも多い。 またそれらの新規メーカーも、接着剤不要のスナップフィットやパーツの細分化による無塗装フルカラー仕様など、ガンプラが主導してきた技術や仕様を組み込んだものが少なくない。現在のプラモデルは手軽に組んで楽しむ人から塗装・改造を施すヘビーなモデラーまで、幅広いファン層が形成されている。 今回のゴジラとメカゴジラは単色未塗装、一部可動という初級者以上向けといえるキットだ。一方でプラモデルであるため、ソフビ人形やフィギュア、ガレージキットよりも塗装や改造が施しやすく、中級者以上は腕の振るい甲斐があるアイテムである。 劇中に忠実な仕上げ、あえてレトロな玩具っぽい塗装、アクションポーズへの改造、フル可動化、オリジナルカラー、自分の考える量産型メカゴジラなど、それぞれのスキルとゴジラ・メカゴジラ愛に合わせて様々な楽しみ方をしていただきたい。 TM &(C)TOHO CO., LTD.
アニメージュプラス 編集部