彬子女王 警護体制もユーモア交えて説明 黒柳徹子「外出なさる時は?」「ずっと一緒にいてうっとうしくないか?とか」
彬子女王殿下が16日、テレビ朝日系「徹子の部屋」にゲスト出演。皇族の警護について分かりやすく説明なされた。彬子女王は英オックスフォード大に計6年留学し、女性皇族として初めて博士号を取得した。 【写真】薄青藤のお着物に白系の帯、象牙色帯揚げと上品なコーディネートの彬子女王殿下 黒柳徹子から「外出なさる時に、皇族の方には側衛(そくえい)という警護の警察官がお付きになさるようですけど」とプリンセスの日常について質問。彬子女王は「今日も来ております。1人」とカメラには映っていないスタジオの場所をみやった。 皇宮警察の護衛官のうち、皇室の方々を直近でお護りする者を側衛官という。黒柳が「ずっと一緒にいて、うっとうしくないか?とおっしゃる方がいらっしゃるんですって?」とたずねると、「私は物心ついた時から側衛がそばにいるというのは当たり前と思って育ちましたし、幼稚園のお迎えは側衛がしてくれていましたので。『彬子ちゃんは、お父さんがたくさんいていいね』って言われておりましたし。昔からそういった、家族のような感じでずっと過ごしておりますので、(英国)留学中はその側衛が初めて離れた瞬間でありましたので、逆にすごくさみしく感じて…」とユーモアを交えて話された。 「先日も一緒に映画を見に行きまして。あまりに私が泣いておりますので、隣でちょっとびっくりしながら、見られておりました」と身近に感じるエピソードも。「買い物に行くときも、洋服を試着してみて『どう?』って聞いて。いいとか悪いとか、言ってもらったりとか。誕生日プレゼントを買おうと思うんだけど、どう思う?とか。私をよく知ってくれておりますし、私のまわりにいる方もよく知ってくれているので」と関係性を伝えた。 東京では、プライベートでは側衛官1人だけ、公式行事では、警視庁の警察官もつくという。現在は京都在住だが、「地方にいきますと、各道府県警の方がつかれて。京都ですと、京都府警の方が、普段ですと、2人、側衛に加えて。(計)3人、来てくれる」と説明。「楽しくいつも過ごしております。お茶を飲んだり。子供のころから、そういうもんだ、と育ってしまっているので」と穏やかにほほ笑まれた。