就学前にシバザクラ200本 江汐公園で希望の森植樹祭【山陽小野田】
来春、就学する園児を対象にした第48回希望の森植樹祭が25日、江汐公園で行われ、山陽小野田市内の21幼・保育園児400人がシバザクラの苗200本を植えた。市緑化推進協議会(福永正和会長)主催、小野田青年会議所(馬渡升太理事長)共催。 旧小野田市時代の1975年から続く緑化推進事業の一環で、これまで竜王山公園や糸根公園などで実施。近年は江汐公園で続けており、今年度はグリーン広場入り口ののり面に植えた。 開会式では、馬渡理事長が「青年会議所では普段から山陽小野田市がもっと好きになるような事業を行っている。きょうの植樹もその一つ。みんなで楽しく花の苗を植え、まちをきれいにしよう」と呼び掛けた。 市都市計画課の職員が「2人一組となり一人は苗を支え、もう一人が土をかけて。最後に寒くて風邪を引かないように土をぽんぽんと軽くたたいてあげて」と植え方を説明した。 園児たちは各園に割り当てられた畝に散らばり「大きくなーれ」と連呼しながら、事前に掘られた直径10㌢の穴に苗を植えていった。 真珠幼稚園の中村紗音(すずね)ちゃんは「上手に植えた。来年の春にきれいに咲いているか見に来る」、西高泊保育園の佐々木晴ちゃんは「花は大好き。夏には家にヒマワリが咲いていた」と笑顔で話した。