「必要ない」「すぐ切る」「無視」…訪問営業の撃退マニュアルがSNSで話題に 悪徳業者の存在をうかがわせる声も
時おり唐突に自宅のチャイムを鳴らしやってくる訪問営業。 今、SNS上ではそんな訪問営業の撃退マニュアルが大きな注目を集めている。 【写真】食事中「トイレ行ってくる」→アプリで出会った男性が30分以戻ってこず… 25歳受付嬢が語る食い逃げ被害 きっかけになったのは 「なんで家にくる訪問営業、『うちは結構です』って言ってるのに『挨拶だけはさせていただいてますので玄関さきまでお願いします☺』って言うんや?いやマニュアルなんはわかっとるけど、私としてはその時点で好感度ドマイナスなんやが」 と自身の体験を紹介した焼き昆布さん(@Wwmajidesorena)の投稿。 焼き昆布さんの投稿に対し、SNSユーザー達からは 「全部『コロナなんで☺️』で出ないw」 「営業に『結構です』はまだ行けると思われるので、『必要ありません』と返すようにしてる。親が『結構ですは了承されたと思いましたので、話を進めました』って再度来られて面倒だった事はある。」 「特定証取法で再勧誘は禁止されていると思います。必要ございませんのでお引き取りください。次訪問された場合はしかるべき機関に報告します。って言って面倒な人感出すと割と来ないよ!一応ホントにある法律だよ~」 など数々の撃退マニュアルが。 中には 「訪問営業していたんですが、顔を出すことは全くおすすめしません。 当時の上司曰く、顔をだしてくれたなら優しい人か甘い人。 そんな人に売れなかったら、お前がダメだと言われました。 不信感いっぱいだったので辞めましたがほんとうに訪問営業はおすすめ出来ません。」 「分かりますよ。 この前『通信設備の更新の確認の件でお伺いしました』って言われてドア開けたらただのWi-Fiの営業で、そんな騙し討ちみたいなやり方で信用度マイナスなのになぜ契約してもらえると思っているのか謎でした。」 など悪徳業者の存在をうかがわせるコメントもあった。 訪問販売はかつて詐欺行為の温床となったため特定商取引法により事業者の氏名等の明示義務、再勧誘の禁止、書面交付義務、クーリングオフ制度など厳しく規制が設けられているが、いまだにそれを無視したり、グレーな方法でくぐり抜けようとする業者は多いようだ。 今回の投稿について焼き昆布さんにお話を聞いたところ 「うちに来る業者は子どもの英会話のようでした。反響では訪問営業に対し『会話しない』『すぐ切る』という声が目立ちましたが、私もすぐに切っていいかなと思います」 ということだった。読者のみなさんも訪問販売への対応にはくれぐれもご注意されたい。 なお今回の話題を提供してくれた焼き昆布さんは反響に乗じ小児がんの子どもとその家族を支えるゴールドリボン・ネットワークをアピールしたいという。大変意義深い活動だ。ご興味ある方はぜひ公式ホームページをご覧いただきたい。 (まいどなニュース特約・中将 タカノリ)
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